一人暮らしの味方の王様といえばやはり「もやし」ですよね。

超激安で買えますし、もやし炒めや味噌汁など使い道も多岐にわたる万能野菜です。

でも、さすがに安すぎると思いませんか?
ここまで万能なのにもかかわらず、一袋30円程度で買えるんですよ?

消費者の我々にとってはメリットしかないんですけど、生産者は利益を出せているんでしょうか

そこで今回は、もやしに関する疑問を解消していきたいと思います。

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もやしが激安で売られている理由

もやしが激安で売られている理由は多くあります。
一つずつ紹介します。

原料を安く仕入れることができる

近年でもっとも生産量が多く、市場に出回っているもやしは「緑豆もやし」というものです。
このもやしの原料は緑豆(りょくとう)という豆で、中国から日本へ渡来してきたものです。

昔は日本でも栽培されていましたが、今はほぼ100%中国などから輸入しています。
そのため大量に安く仕入れることができるのです。

大量に安く仕入れることでコストを抑え、安く売ることができるということです。

種自体の栄養で育つ

もやしは種自体の栄養で育てることができるので、栽培には化学肥料を必要としません。

加えて、光も土も必要ないので室内で育てることができ、必要なのは水だけとなります。

ほとんど手間をかけずに済むため、人件費や肥料費などコストを抑えることができ、安く売ることが可能になります。



圧倒的に短い育成期間

もやしは野外の畑ではなく、室内の光を遮断した環境で育てます。

生産・加工工程としては主に、
(1)種子の洗浄
(2)育成
(3)洗浄脱水
(4)袋詰め
となっており、(1)から(4)までで一週間もかかりません

そのため、一年間で何度も出荷することが可能となります。
一年に一度しか収穫できない米と比較すると、かなり短い期間ですよね。

何度も何度も栽培・出荷できるため、あの安さが実現できるんです。

天候に左右されない安定的供給

もやしは外ではなく工場内で栽培されます
そのため、大雨や台風など天候の影響を受けず、一年を通して安定的な供給が可能となります、

また、工場内で栽培されるため、虫害や病害の心配がほとんどありません

生産者は利益を出せているのか?

しかしいくら安く栽培できるからといって、あの価格で売られていては利益にならないのではないでしょうか?

特に最近では「もやしが食卓から消える」というニュースが話題を呼び、一時期もやしが売られない自体も起きました。

また、もやし生産協会は

もやし生産者は、長年に渡り原料種子高騰や賃金上昇などに対応し続けたことにより体力を消耗しきっております。これ以上の経費削減への努力はすでに限界を超え、健全な経営ができていない状況です。日本の食卓に欠かせない「もやし」をこれからも安定してお届けしていくために、もやし生産者の窮状にご理解を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

(出展:http://www.moyashi.or.jp/whats/kyujo.html)
という声明を出すに至っています。

これは主に
原料種子や人件費などの生産コストは高騰し続けているのに対し、もやしの販売価格が低落している
もやし生産者の減少
の2点が要因となっているようです。

具体的には、販売価格は2005年と比べて10%下がっているのに対し、緑豆の輸入価格は3倍人件費は20%上昇しているようです。

もやしが適正価格で売られるように

私たちがいつも助けられているもやしですが、その裏側では生産者は苦労しているということです。
特に大手スーパーでは低価格競争が起こっているため、さらに安くなってしまう可能性もあります。

しかし、私たちが恩恵を受けられるのは生産者がいるからです。
生産者が供給してくれて初めて安く美味しいものが食べられるのです。

そのためには生産者に適正な所得を与えてあげる必要があります。
消費者だけが恩恵を受けるというのは大きな間違いです。

これから先、生産者がもっと恩恵を受けられるような、そういった社会になればいいですね。

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