日本の農業を支える組織として農業協同組合(JA)があることは広く知られています。

※JAについてはこちらの記事をどうぞ

そのJAに加えて、日本の農業には欠かせない組織があります。それが農林水産省です。第二次世界大戦以降、農業の発展は農林水産省無しでは語れません。

そこで、今回は農林水産省の役割、仕事内容、そして組織図を解説していきます。インターンや就活の際に、ぜひ参考にしてください。

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農林水産省の役割

農林水産省(英語表記:Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries 通称MAFF)は、1978年7月に農林省が農林水産省に改称された時から始まります。前組織を含むと、1881年に発足しているため100年以上の歴史を有していることになります。

農林水産省の主な目的は、農林水産省設置法第3条で「食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村及び中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、森林の保続培養及び森林生産力の増進並びに水産資源の適切な保存及び管理を図ることを任務とする」と定められています。

これを簡潔に言うと、「日本の農業・林業・水産業の発展を図る」ということになります。この目的のために、農林水産省は様々な施策を行っています。

農林水産省の仕事内容

では、具体的にはどういう仕事をしているのか見ていきます。農林水産省の仕事は、「国家行政組織法」に基づく「農林水産省設置法」で決められており、多岐にわたる業務を行っています。

例えば、農業に関係する業務であれば、
・農業経営の改善及び安定
・農業者年金
・卸売市場の整備及び中央卸売市場の監督
・草地の整備
・農業の担い手の確保
などがあります。

他にも、林業であれば「森林経営の監督及び助成」や「林業技術の改良・発達」など、
水産業であれば「漁港の区域に係る海岸の管理」や「漁船の建造、登録及び検査」などがあります。

農林水産省は、農林水産物の生産から消費まで、あらゆる面をカバーしています。

農林水産省の組織図

農林水産省は農林水産大臣を長として、内部部局と外局の二つの局で組織されています。

それぞれの業務は、
①大臣官房=省全体の司令塔。会計や人事も行う。
②総合食料局=コメなどの食料政策や食品流通を担う
③消費・安全局=消費者保護や物価対策、食品安全などを担う
④生産局=広く農業生産全般を担う
⑤経営局=経営改善や新規就農者対策、農地制度などを担う
⑥農村振興局=農山漁村・中山間地域の振興などを担う
⑦林野庁=林業経営や森林計画、森林の保護などを担う
⑧水産庁=広く水産全般を担う
となっています。

農業の発展に欠かせない農林水産省

以上が農林水産省についての概要となります。基本的なことは理解していただけたでしょうか。

農業協同組合と並び、日本の農業の発展に欠かせない農林水産省。

一次産業に興味があったり、一次産業が好きな方にとってはやりがいのある職場となるのではないでしょうか。

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